ニコチンの中毒症状を緩和して禁煙の成功率を高める薬チャンピックス

タバコは、成人男性の約30パーセントが未だに愛用しており、嗜好品として根強い人気をキープしています。

しかし、1960年代の喫煙者の割合が80パーセントだったことを考えると半減しているということになります。

これは、発がん物質のタールなどの有害な物質を100種類以上生産することが判明したことが関係しています。

しかし、喫煙が習慣となっている人にとっては、タバコを止めるのは簡単ではありません。

それは、ニコチンという強い中毒性のある物質を含んでいるからで、吸わずにはいられない状態となるからです。

現在禁煙外来で処方されているチャンピックスは、このニコチンの中毒症状を緩和することにより、スムーズな禁煙をサポートする内服薬です。

このチャンピックスの具体的な作用は、ニコチンの代わりに脳内のレセプターと結合して快楽物質のドーパミンを少量だけ分泌するというものです。

これにより、タバコを吸わなくても平気な状態になります。

また、既にチャンピックスがレセプターに作用しているので、この状態でタバコを吸っても美味しいと感じることはありません。

これを身体に覚え込ませるために、チャンピックスを使用してしばらくの間は、タバコを吸っても構わないとしています。

なお、公表されているチャンピックスの禁煙成功率は、約50パーセントと高い数値を記録しています。